設立の趣旨

 ペットブームといわれる昨今、家庭で飼育されている動物は種類、数ともに年々増加しています。核家族化や少子化の影響もあって動物を家族の一員とする人々が増える一方で、故意または無知による不適正飼育や無責任な繁殖、遺棄、虐待などで苦しみ死んでいく動物たちが後を絶ちません。また、捨てられ繁殖した犬や猫、その他の動物による被害や衛生上の問題が地域社会のトラブルになっているケースも数多く見受けられます。

 個人のボランティアや地域の動物愛護団体は、このような状況を改善すべく地道な努力を続けています。しかし、ボランティア同士や行政との協力体制が充分に整っていないため、必要時に迅速かつ的確な行動が取り難いのが現状です。

 このような背景から、平成11年度「動物の愛護及び管理に関する法律」が成立したのを機に、平成12年に神奈川動物ボランティア連絡会(通称:KAVA カバ)を設立しました。以来、ボランティア同士の情報交換や相互援助、一般市民に対する動物愛護啓発活動等を行っています。

 平成17年度には「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正も行われ、官民の協働がますます必要となります。そこで神奈川動物ボランティア連絡会は、特定非営利活動法人として一層の活動の充実を図り、人と動物が共生できるより豊かな社会の実現に貢献したいと考え、動物の権利と福祉に寄与するための活動をしています。

 またKAVA代表は「人と動物の共生推進よこはま協議会」の協議会委員として推薦を受け、動物たちが面している実態・現状を報告し、横浜市内における動物飼育をめぐる問題の解決及び動物適正飼養の普及啓発の推進を図っています。

 

具体的にはこのような活動を行っております。

のら猫の避妊・去勢手術の手引(無断転載禁止)

2013年6月5日発行・会報4号より抜粋(無断転載禁止)

2014年11月 本牧山頂公園ドッグフェスタ2014 参加

2014年10月 ハローよこはま2014 参加

2014年9月  動物愛護フェスタよこはま2014 参加